前のページ
2/3

母の一周忌に記念式をしました
長かった一年なのに、もう一年かと不思議な気持ち。。。

一年間に4回夢で母に会いました。
夢の話なんて無意味だと思うけど、でも夢で会えたことは不思議と自分の支えになってきました。なんだか忘れたくないので記録。。。

最初は出産後、母が恋しくて仕方なかった時。

何か一年に一度の記念日という日に実家に戻ってきて台所で働いている母。
「また会いに来てくれる？」と聞いたら「また来る来る！」
高級そうなピンクのワンピースを着ていて「いい服やねぇ」と言ったら「そうでしょ、お見舞いに貰った服よ」と嬉しそう。
夢から覚めたとき、初めて「ああよかった、また会える」と思え、心からほっとしたのを覚えています。

2度目はそれからしばらく経ってから。
今度は爽やかな青色の服を着ている。
「この前、お母さんの夢を見たんよ」と言うと
「へえ〜どんな夢？」と母が聞いたので、応えようとすると思わず涙が。
二人でひしと抱き合って涙涙・・・という夢でした。

そして3度目はちょっと違って入院中という設定。
闘病中の母に、がんばって！もう少ししたら退院してツムちゃんに会えるからね！と励ましている。
でも励ましながら、ツムちゃん産まれてるのになんで会えないんだろう？と思っている・・・という夢。

4度目は最近。
ハープを実家の家の外で練習していると母が現れ、わ、怒られる！と一瞬思ったが（音楽に没頭する私をよく怒っていたので）母は怒らず、二人で散歩に出る。
何か話していたと思うのだけど、途中でみっきーに起こされてしまった。。（残念）


ツムちゃんに早く会わせてあげたいと思うのだけど、なかなかそういう設定にならず。

母の好きだった花を育て、欠かさず毎日母のために活けている父のこと。
いよいよ高齢者マンションに移ることになりそうな祖母のこと。
字を読むのが楽しくてしょうがない息子のこと。

報告したいことが一杯です。
12/24



先日誕生日を迎えてしまいました。
私の誕生日は恒例のクリスマスコンサートの前日なので、ここ１０年以上、ゆっくり過ごしたことはないのですが、今回は例年以上にバタバタしていたので自分でもすっかり忘れてました...

夕方Ｔさんが素敵なメッセージを送ってくれたきり、家族も忘れてるよう。ま、そんなもんだろうと思いつつ、夜、子供たちに絵本を読み聞かせながら寝かしつけていると、バタバタと玄関で物音が。
珍しくオットが早く帰ってきたらしい。期待はしてないけど、もしかして誕生日覚えててくれたのかな〜、なんて思いながらうとうとして気が付くと、オットも着替えもせず疲れ果て寝てしまったようです。

見るとカバンからケーキの箱がはみ出てて（笑）

次の朝頂きました。GRAMERCY NEWYORKのイチゴの丸ごとケーキ。
高級だけど、とても人気が高いそうですね。箱もゴージャス、味もすっごくおいしかったです。GRAMERCY NEWYORK、ニューヨークと名乗りながら実は愛知県の会社らしいですが。

プレゼントもいただきました♪
私が数日前にクッキーを焼いた時「シリコンの、何回もオーブンで使えるクッキンシートって便利だと思わない？今一番これが欲しい〜！」と言っていたのをキャッチ、わざわざ東急ハンズまで行って探して来てくれたらしい。
ちょっと感激。。ありがとう〜とプレゼントをあけてみると・・・
あれれ？これ、普通のクッキングシートじゃぁ・・・シリコン製ではあるけど。100度までって書いてあるよ(^^;)

オットは「返品や〜！！」と叫んでましたが、気持ち、嬉しかったです。
これで子供たちとまたいっぱいクッキー焼こう〜♪


写真は息子と焼いたくもさんクッキー。子供の描く表情って、なんかとぼけてて面白い♪
12/15 Mon.

恒例のクリスマスコンサートの練習に行ってきました。
車での帰りに近所の住宅街のイルミネーションがいつの間にか本格的になっているのに気が付いて驚きました。
と同時に、なぜかとても胸が痛いような締め付けられるような気持ちに。

去年の今頃、おととしの今頃・・・
寒い夜道、息子を自転車の前に座らせ、二人でイルミネーションと星空を見ながら帰宅した日々・・・。

様々なことがあって、音楽なんてちっぽけで無力でどうでもいいことだと思い知った反面、やっぱり音楽に支えられた一年でした。

来年はどんな一年になるのかな。。。
新しい年を迎える前、過去と未来に思いを馳せるクリスマスです。

ＰＳ.
前回の日記（なんと出産前でした！）からあまりに空いていたので、mixiより近況を転載しました。
12/14 Sun.
やっとセカンドＣＤ発売までこぎつけました。
ものづくりというのは・・・何でも大変なものだなあ〜、と今回も改めて痛感しました。
（気が抜けたのか今週は大風邪をひいてついにダウン。。）

今回はジャケットに、大好きな画家の清嶋素子さんにお願いできたのが私にとっては何より嬉しいことでした。
この方も癌治療されながら絵を続けていらっしゃる方です。
絵をお願いしにはるばる訪れたのは１年半前の夏。放射線治療をされた直後で、「やっと生えてきたのよ」と嬉しそうに帽子をとって１ｃｍほど生えた髪を見せてくださった時のことが今でもはっきり思い出されます。
絵を再び描くのはなかなか大変だということでこのときはまだ約束はもらえなかったのだけど、２月のフェニックスの公演に来てくださり、その後葉書で「ぜひ描いてみたい」と言ってくださった時は、本当に嬉しかったです。
８月に絵が完成したと連絡をいただき、ゆうパックで届いた袋を開けると原画がそのまま入っていてびっくり！慌ててデータだけいただいてお返ししましたが、その絵を見たとき、改めて清嶋さんの絵画の持つセンスとパワーにびっくりしたものです。
こうして形になって、先日も喜びのお便りを頂戴し、私も安堵しています。

左側にある塔は、天上のエルサレムをモチーフに描かれたそうで「あなたのお母様がいらっしゃるところ」とおっしゃっていました。
人魚の指の数にご注意。その意図は・・・また今度お目にかかったときに尋ねてみようと思っています。

音楽のほうは、ここ数年のシャナヒーサウンドが詰まっています。
やるだけのことはやった・・・とまあ、一応満足。
来年はゲスト参加してくださったベーシストのＮさんともまた一度ライブでもご一緒できればいいなと思っています。


詳細は下記です。（試聴できます）
http://shanachie.jp/s-discography.htm

もしよかったらお手元でぜひ聴いてください♪
12/5

保育園へお迎えに行ったら、半べそで駆け寄ってきたみっきー（兄）。
ママの膝に登ってイキナリ号泣。
「どしたん？」と聞くと「いじわるするの〜・・・」

園児たちが４人ほどで最近流行のかるた取りをしているのだが、目の前のＹ君がさくさくとかるたの文章を読み、超スピードで自らカードを取っているのだった。
まだやっとひらがなが少し読めるようになってきたばかりのみっきーと違って、どんどん文章を読んでいるお友達の姿にびっくり！
みっきーの入る幕はまるでないらしい。

なだめすかして帰りながら「じゃあ、こんどサンタさんにかるたお願いしようよ！どんなかるたでもいいよね？」というと
「あの恐竜のかるたじゃないとヤダ〜！」と駄々こね。

恐竜かるたとは、膨大な恐竜名が登場し「くびのながさは６メートル・・・」とか読む超マニアックなもの。しかもどうやら廃盤になってるらしい。
「それにサンタさん、いっつもほしいものくれないもん！」とか言っている（汗）

「じゃあ、帰ったら一緒にかるた作りしよう！」
というと意外にも顔を輝かせたので、帰宅後さっそくかるた作り。

文を考え、自分でイラスト描き。

「かけっこがんばるみさきくん」（←これのみ母による見本）
「むしさんでたよ　おいもほり」
「ふうせんひっかかってのびた」
「うまさんかけっこはしる」（？）
「まつぼっくりひろったよ」

などなど、非常に生活に即した自前かるたが完成。
超ご満悦なみっきーなのでした。

11/3

次男が生まれて1か月半が経ちました。
長男同様、すごい食欲に完全母乳の志は早くも挫折して、毎日ミルク足しまくり日に日に大きく丸く成長しています。

二人目の誕生を待ち望んでいた母に、亡くなる前にギリギリ報告することができたのは、今でも奇跡だったと思う。
報告したとき、
「おめでとう。9月か、、、まだ先やけど、急ぐことはない。
お母さんはもう手伝ってあげられないけど・・」
と言った母の声が今でも昨日のことのように頭の中で響いて
報告できてよかったと思う反面、だけどすごくつらかったんじゃないかと思うこともあって、そのことを考え出すといつもたまらない気持ちになってしまう。
産まれた後も生きていたらどんなに喜んだだろうと思うたび悲しく、祖母もベビーの顔を見るたびに涙ぐんでしまって。。。
複雑な気持ちの1か月でしたが、ともかく、母の思いがなければ産まれなかったであろう次男、命を紡ぐという意味で「紡」という名前となりました。（愛称はツムちゃんです♪）

そんな中、今日はベビー連れで永眠者記念礼拝というのに出席してきました。
礼拝の後、信者さんのYさんが「お母様も喜んでおられますね」と言われたので、つい「でもやっぱり残念で・・」と言うと、Yさんが笑顔で「大丈夫ですよ」といわれたひとことが、なんだかすごく力強く心に響きました。
後悔ばかりだった心が、少し救われて楽になったみたいな。

コンサートも周りの方々に助けられながらぼちぼち復帰しています。
我儘に言わせてもらってばかりなのに、それでも必要としてくださる方がいることに感謝。
協力してくださってる方にも感謝です。ありがとうございます。
トップのページ
駒鳥たちの物語歌 shanachie